2011年9月22日木曜日

エレメントカードについて

アイディアラボ[β]のベータは「β版」というときのβで、「ラボ」であり、「β」であるので常に実用試験のような部分があります。
ですから、次回[β002]でも、何かの実験を米山さんが企んでいるようです。
今のところ、「頭脳に活性」というCDをかけてワークショップすると、本当に活性するか、という実験が含まれるようです(笑)

もちろんβ001にもたくさんの実験が含まれているんですが、その中に事前課題を出す、ということがありました。
事前課題の中で、今回はエレメントカードというものを紹介してみたいと思います。


事前課題において、参加者のみなさんにテーマを与え、携帯電話の写メールで、気になったものを送ってもらうようにしました。それを、貼付けたボードがこの写真です。
その、送ってもらった写メールにはかならずコメントを添えてもらいます。それを、ポストカード大の用紙に、コメントと写真を印刷したものを40枚セットにして、各グループに配布しました。




実物はこれです。作り方は、細かい話をしますと、A4サイズにパワーポイントで作成して、それをポストカードサイズに縮小印刷しています。
ワークの中では、みんなでそれを手に取って、イメージ、印象などをディスカッションしてもらう、ということでした。これは、他人の視点を自分の中に入れる、ということと、対象についてディスカッションと、他の人の視点を通して、深く掘り下げてもらいたいと思った実験でした。
ディスカッションの様子です。このポストカードは、今回のワークショップでは「エレメントカード」と呼ぶことにし、各グループにエリアを決めて、お店のガラスや、ボードに貼り出すことにしました。


ほんとうは、もっと時間を取るとよかったんですが、全体の尺からして30分が限界でした。
でも、30分の中で参加者のみなさんは、非常にいい感じのディスカッションをしておられました。まだ、この段階では「ブレインストーミング」という言葉は使わずあえて、「ディスカッション」と表記、表現しました。
アイスブレイクを終えた流れでディスカッションに入ったのがよかったのか、なかなか活発な話し合いが生まれていたようでした。出てきた意見はポストイットに書いて、そのポストイットをエレメントカードに張り付け、完了。
完了したエレメントカードは、壁やガラス面にテープで貼付けていきます。
このとき、テープの種類は結構重要です。今回は、3Mのメンディングテープを使いました。きれいに貼れて、きれいにはがせたようです。ご参考までに。http://www.mmm.co.jp/office/tape/list01/


もう一つ、カード形式にしたことの目的は、「リアルに手に触れるもの」がほしかった、という点です。
今年度池山は大阪大学コミュニケーションデザインセンターの行う、「ワークショプデザイナー育成プログラム」に参加する予定ですが、このコミュニケーションデザインセンターでは、ワークショップを「参加型、体験型、双方向型」なもの、と定義しています。その中の体験型、という観点によるものです。
つまり、体を動かし、その中に入る。何かを持って話す、というために、わざわざ紙に印刷してみたものです。実は、池山のインクジェットプリンタは遅くて、ひじょーに時間がかかったんですけどね(笑)

今回は、β001の[β]な部分。エレメントカードについてお話をしてみました。
すごいね、よくこんなこと思いつくね、とお思いかもしれません。
もちろん、元ネタがあるのですよ(笑)


元ネタはこれです。東大式-世界を変えるイノベーションのつくりかた-東京大学

僕はこの東大iSchoolの大ファンで(笑)、今年1月には、実際に東大に行って、公開ワークショップを見てきました。ここには、知性の息吹があり、イノベーションの芽があふれています。この本は、イノベーションやワークショップにご興味がある方は、一度お読みになるといいと思います。





さて次回β002は10月21日です。今度の案内役は米山さんです。お楽しみに!
まだ、残席はあるはずですが、優先枠はなくなっちゃうかもです。
こちらで、確認してみてください。

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■■「β002」のご案内■■
 ○日時:10/21(金)19時〜
 ○講師:米山哲司
 
事前にご参加予約をしていただける方は、
件名を「β002予約」として、
info@tsutaetai.jp (インフォ@つたえたいドットJP)
に下記の4点を送信くださいませ。
 =======〔10/21・β002予約〕=======
 1)氏名…
 2)年齢…
 3)会社名…
 4)TEL…
 =======〔10/21・β002予約〕=======
  【申込み先メールアドレス:info@tsutaetai.jp】

楽しみましょう! 人生は1回きりやし!

2011年9月19日月曜日

9/16 アイディアラボ[β001]終了しました


9/16に松阪市はぴのまちカフェにて、アイディアラボ[β]の栄えある第1回、「β001」を開催させてもらいました。ご参加のみなさん、おつかれさまでした。
とても、いい雰囲気の中、時間を延長してしまい、もうしわけなかった部分もありあましたが、内容の濃いワークショップになったのではないか、と考えています。


アイディア創出、デザインなど、クリエイティブな場には、ネクタイやスーツは似合わない、と勝手に考えていますので、極端にカジュアルだったことをお詫びいたします。当日お話しすればよかったです。これからもアイディアラボ[β]はカジュアルで行きたいと思いますので、ご理解をいただければと思っています。

さて、今回のワークショップは以下のような設計になっていました。

(1)イノベーション、アイディア創出についての簡単な説明。
(2)アイスブレイク
(3)事前課題にて寄せていただいた写真をプリントアウトしたカードを手に、ディスカッション
(4)テーマに沿ってアイディア創出のブレインライティング
(5)でたアイディアに関して、ハイライト法により投票
(6)グループでそのアイディアを掘り下げ、プレゼンテーション

カフェにはたくさんのガラスの壁がありましたので、そこに写真カードを貼付けました。外から見るとこんな感じ。通行人の方が、「何をやってるんだろう」ってな顔で覗き込んでいかれるのが面白かったです。



そして、会場ではお配りしませんでしたが、スライドのPDFご入用の方がいらっしゃいましたら、ご連絡ください。差し上げます。

会場で皆さんに書いていただいた、ご感想のポストイットを貼付けたボードを。




さあ、今度は[β002]です。今度は米山さんがぶちかましますよ!

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大成功だったβ001のあとの 心地良いプレッシャーの中、
「β002」は、不肖 米山哲司が世話人を務める。

    【β002 案内】
 ■日時:10月21日(金)19時〜
 ■会場:「ぴのまちカフェ」を予定
 ■内容:近日、発表

ちなみに内容や手法は毎回異なる。
同じ内容を期待している方、ご注意を。
良くも悪くも、同じではないのである!

内容を公表する前に、
申し込んでくださるチャレンジャーは、
「チャレンジャー価格」として、1,500円で受講していただこう。
現在、2名のチャレンジャーがいらっしゃる。
 (これまた、脱帽。恥じぬ内容をご提供しますね!)

お申し込みは、こちらから!

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米山さんのブログにも記事があります。

米山さんのブログ

ご参加いただいた勝田さんもブログに書いてくださいました。

勝田さんのブログ

勝田さんは「講師」と書いてくださってますが、こちらの認識としては、講師として教えることができることは、実はほんのわずかで、用意したワークを通して、皆さんが何を学び取っていただくか、っていうことだと思っているのです。
新しい気づきとか、楽しいと感じるとか、そういう体験を皆さんにしていただき、さらにこちらも双方向で学べるワークを設計したいと思っております。
アイディアラボ[β]、今後ともよろしくお願いいたします!

ページしたのガジェットのスライドショーには[β001]の模様が流れます。ご希望の写真はご自由にお持ちください。

2011年9月15日木曜日

明日はアイディアラボ[β]の第1回です。




明日のラボβに備えて、スライドのチェックと、カンペの作成です。
スライドの作り方は最近以前とは変えるようにしています。そのきっかけは、これ(笑)










ド定番で申し訳ないです(笑)
でも、この本って読まれた方はわかると思いますが、全然脅威じゃなくて(笑)、これまたど真ん中なことが書いてあるんですね。いわれてみれば当たり前、みたいな。仕事でPPTなんかを使ってプレゼンする方は一読は価値があると思います。

要するに、シンプルなスライド。しっかりと準備をしろ、ってことです(笑)
略し過ぎですね。

デスク周りが汚くて恥ずかしいですね(笑)


ところで、アイディアラボはβですから、いつまでも実験版なんですね(笑)

短い時間の中で効率よく学び、いいアイディアを出してもらうために、事前課題っていうのも、今回の実験の一つです。非常に参加者の皆さんはいい仕事をしていただいていますので、明日楽しみにしておいてくださいね。

そして、βがβじゃなくなるときには、すごいことになる(はず)です(笑)。

今回は、アイディアワークのためのアイディアワークでなく、その向こう側にあるもの、が狙いです。
では、みなさん。明日お会いできることを楽しみにしています。

2011年9月14日水曜日

ブレストのルール


先日、米山さんと仲間と松阪市某所にてブレストをしました。
テーマは「予想を超える○○」。

今回は、ブレインストーミングの研修という要素も若干含みますので、まず池山からブレストのルールを説明させてもらいました。









今回使ったのは、アメリカのデザイン会社「IDEO」で用いられているブレストのルール7つを紹介しました。
ご興味があるかたは、こちらをどうぞ。

発想する会社! ― 世界最高のデザイン・ファームIDEOに学ぶイノベーションの技法 トム・ケリー http://www.amazon.co.jp/dp/415208426X/ref=cm_sw_r_tw_dp_qNhCob0XVSYCV

ルールは以下です。
順番はごちゃごちゃになってるかもしれません。
(1)判断遅延
 これは、今は判断はせずにまずアイディアを出す時間にすることを、みんなで共通に認識しよう、というものです。
 どうしても「無理」「費用がかかる」「前例がない」などと、出たアイディアに対して、ブレストの場で判断をしてしまいがちです。今はアイディアを出す時間、批判、判断は後ほど、ということを徹底する。それが、このルールです。これを徹底するだけで、ブレストはぐっとらしくなります。

(2)突飛なアイディア歓迎
 「それはないよね」なんていう判断をせずに、突飛なアイディアを歓迎しましょう。たとえば、「1万人でやったらどうかな?」一万人集まる分けなくても、「一万人」というのが突飛なだけで、その中には「多くの人数でやると」という部分だけをとらえることもできそうです。突飛なアイディアへも「判断遅延」でとりあえず、どんどん出しましょう。

(3)人のアイディアに便乗
 誰かが、「お父さんがやってみる?」と言った場合。「じゃあ、お母さんがやってみる」「おじいちゃんがやってみる」というように、少し変えただけのアイディアも大歓迎です。これも、「判断遅延」です。多くの場合、こうやって自分のアイディアが他の人の頭の中に入って、他家受粉することで、よりミリョく的なアイディアになっていくものです。

(4)焦点をそらさない
 これは、意外と大事です。盛り上がってくると、焦点を外して脱線しがちなものです。そのときに、一つ有効なテクニックに「話のパーキングエリア」というものがあります。これは、ホワイトボード等に、「パーキングエリア」を作っておき、そこに脱線した話は書いたり、ポストイットを貼ったりするのです。脱線した人は、「話を戻そう」というと少しむっとしたりしますが、「それは、面白いから、パーキングエリアに書いておこう」といっておくと、意外とおこったりしないものです。そして、「じゃあ、本題に戻ろうよ」となるといいと思います。

(5)一度に発言するのは一人
 これを守らないと、声の大きい人が勝つ、というよくない会議の見本になります。もし、どうしても実施が難しい場合には、発言する人は立つとか、なにかものを持つ、とかっていうルールを定めるといいかもしれません。

(6)ビジュアルで考えよう
 これは、いかにもデザイン会社のIDEOらしいですね。理屈ではなく、ビジュアルで考えましょう。

(7)質より量
 これは、ダイレクトに「判断遅延」につながります。今は判断する時間でなく、アイディアをたくさん出す時間です、と参加者にしっかりと認識させることが大切です。アイディアプラントの石井力重さんはよくおっしゃいますが、参加者の多くの部分が「いい」と思うアイディアはなぜか4%程度、っていう数字が経験的にあるそうです。ということは、乱暴な計算をすると、少なくともアイディアが25ないと、多くの参加者が「いい」と思うアイディアが一つも出ない、という状況になってしまうわけです。まずは、「判断遅延」して「質より量」この二つを徹底するだけでも、よいブレストになると思います。

2011年9月1日木曜日

〔β001〕満員御礼

昨日締め切った〔β001〕ですが、おかげさまで定員に達しました。
アイディアに限らず、ワークショップやブレインストーミングは人数も結構重要ですよね。
ひとテーブルに何人つくか、っていうのは大切な要素の一つです。
今回は、僕が米山さんにわがままを言って決めてもらった定員なので、
理想的です。
みなさん、楽しみましょうね!
事前ワークを皆さんにはお送りしていますから、
お忙しいところですが、よろしくお願いしますね。