2011年12月22日木曜日

あてはめて考える、ということ


「うちの業界では無理」「うちの上司は頭が固いから」「前例がない」「この業界ならではだよね」
なんとなく、聞くフレーズではないでしょうか。
セミナーやワークショップなどで何かを学んでも、それを実際に実行する人って実は少ない、と感じています。その時に聞こえてきそうなフレーズを集めてみました。

実は、池山が受講しているワークショップデザイナー育成プログラムは大阪大学と、青山学院大学で開かれていて、大阪大学では平田オリザさんがメインの先生になっていることでもわかるように、「演劇」によった内容になっています。実は池山、演劇なんて「え」の字も知らない素人(笑)。最初は、何のこっちゃ、と思っていました。

平田さんは劇作家のことを「話し言葉のプロ」という風に表現されていましたが、確かに小説家、作家は書き言葉のプロで、劇作家は話し言葉のプロ、と言えるでしょう。

育成プログラムの内容の詳細はここでは省きますが、育成プログラムでは最初に「不親切さと学びは比例する」という話があります。つまりは、親切にすればするほど、主体的な学びが減って行き、反対に不親切に教えれば主体的に学ぶ必要があり、学びの効果が上がる、というような、やや教師よりの視点です(笑)

劇作家である平田さんは、演劇を通じて、日本語という言語、人と人とのコミュニケーション、そしてさらには人間、というものを教えてくださいました。おそらくは、受け手によって学んだ内容は違うのだと思いますが、池山はそのように感じました。

表面的には演劇でしたが、そこに自分の持っている課題を当てはめて考えるということ。「not for me」とすぐに考えてしまうのではなく、どこに自分の糧になる学びがあるのか、と考えること、そこが大切であると感じています。

当てはめて考える、というのは「抽象化」といいえるかもしれません。抽象化は言語の根本だと思っています。虎は「牙のある黄色と黒の恐ろしい動物」を一語で抽象化したものです。「虎」という言葉から、かわいい生まれたての赤ちゃん虎をイメージする人、それからもちろん恐ろしいシベリアトラをイメージする人、さまざまです。それが抽象化の結果ですね。


抽象化したものに、抽象化した人が込めた意味。実はそれが微妙に違っている。これも言語の持つ面白いところです。その各自が抽象化したものの行間につめた「コンテクスト」をすりあわせて、お互いの意味しているところを通じ合わせること、それが「他者理解」ではないか、と思っています。



あるゲームをして、「おおきい」ものをみんながイメージするとします。実はその大きいものは、自動車から空母、ビル、エベレストまで様々です。その部分を無視して「ほら、大きいやつさ」という言葉ではいつまでも相互に理解し合うことができません。


先日行政書士の業務で、ある役所の窓口の方と話しましたが、話がさっぱり通じませんでした。それはある言葉に対する理解がお互いで違っていたことが原因でしたが、共通の言語で話す、ということは大切だな、と感じさせられる出来事でした。これも彼女と池山のコンテクストが違っていた、という最たる例です。

なんだか、まとまりのない文章になりましたが、アイディアラボ〔β〕では今後もワークショップを通じて、学びの場と同時に、コミュニケーションを作る場、そして新しく何かを生み出す場を提供していきたいと考えています。
今後ともアイディアラボ〔β〕をよろしくお願いいたします。

2011年12月19日月曜日

ゲーム試案:分平方ゲーム

さあ、みなさん年の瀬も押し迫ってきましたね。まじめにお仕事してますか。池山は本業と、ワークショップデザイナーと、アイディア関係の思索で脳みそがパンパンの毎日を楽しく送っております(笑)

今回は、こないだふっと思いついた、ゲームのアイディアをご紹介したいと思います。
名付けて「分平方ゲーム」。
一見なにか、「数学に関するゲームか」と思うようなタイトルですが、実は「ふーん、へー、ほー」っていうことで(笑)

カードはそうですね30枚くらいでしょうか(テキトーですいません(笑))、その全ては裏はトランプのようになっていて、表には、等分して「ホー」「ヘー」「フーン」と書いてあります。
そうですね、プレイは4人くらいでしましょうか。
まずはよくシャッフルして、5枚ずつくらいカードを配ります。もちろん、他人には見せずに。番をじゃんけんででも、決めたら、一番の人は一枚のカードを選んでテーブルに伏せて出します。で、その人が30秒くらいで「これ知ってる?」みたいな話をします。

その時に、メンバーの顔色を見ながら、属性を考えながら、話します。
「この人はこれ知らないだろう」
「これは知ってるかもしれないな」

で、その話を聞き終わった他のメンバーは今の話の感想を、「ふーん」「へー」「ほー」の中から選んで、テーブルに伏せて出します。「ほー」が一番驚いて感心した、「へー」が次、「ふーん」はそこそこの話、ってことです。

で、全員がテーブルにカードを出したら、「せーの」で裏返します。
で、話をした人のカードが「へー」だとすると、誰も「へー」を出してなかったら、その人は山から一枚引きます。
一人「へー」がいたら、引かなくてオッケー、二人「ヘー」がいたら手札を一枚捨ててよし、全員が「へー」だったら、もう上がり!

っていうゲームを考えたんですが、どうでしょうか(笑)
ご意見いただけるとうれしいです(笑)
ルールをもう少し洗練したいので、だれか、試作して一緒にプレイしませんか?(笑)
コメントお待ちしています(^^)

2011年12月13日火曜日

β003でいただいたご感想をアップしました。

少し風邪をひいてしまい、何かと仕事が遅滞しておりました。
最近WSD(ワークショップデザイナー育成プログラム)の実習も立て込んでおり、なにかとばたばたしておる上に、本業の行政書士のご依頼の締め切りが重なり、一日のほとんどの時間を仕事していたところ、案の定風邪をひきました。例年とくに風邪はひかないんですが、やはりもう若くないですね。

さて、今日はβ003でいただいた恒例のポストイットアンケートのスキャンを終了しました。拝見していますと、本当にうれしいお言葉がたくさんで、少しお礼かたがた、お答えするような記事にしてみたいと思います。

ありがとうございます。僕のデザインするアイディアラボでは、ワークの内容と会場のセッティング、音、照明など全体を含めて「闊達なコミュニケーションをデザインする」ことを目標としています。そう言っていただけるとうれしいです。


これについても本当にうれしいです。初対面の人でも、打ち解けて、そしてアイディアが出やすい空間をデザインすることが目標なので、本当に光栄なコメントです。ありがとうございます。


今回の小道具として、KAWAIさんの出している「メロディベル」を各テーブルに配布しました。これは、ワークショップでは「ひらめきの鐘」と名付け、誰かのアイディアに対し、「それ、いいいじゃん!」って思った時に誰彼かまわず鳴らす、というルールにしました。隣のテーブルから鐘の音が聞こえてくると、気になるし、でも負けてられないし、でなんとなくそわそわする(笑)。自分のアイディアに誰かが鐘を鳴らしてくれると、これはもう最高です。今後も使っていきたいアイテムです。






この二つのコメントは、おそらく今回取り上げたブレインストーミングのルールについてだと思います。最初の方は、いつもなら言わないようなことを言ってみたら、なにか面白い反応が他の人から起こったのでしょうか。これはとても大切なコンセプトです。いつもなら言わないようなことを言える場、こそが良好なコミュニケーション環境です。それを受け止める空気を作ることが会議では肝要だと考えています。同様に次の方も、判断を遅延することで意見が多く出た、ということを言っておられるのだと推察しますが、これを徹底して実施するだけでも会議の前半はよくなると思います。ありがとうございます。


ありがとうございます。今回使っているのはKeynoteです。プロジェクタで投影することが主目的の場合にはKeynoteを使うことが多いです。もちろんパワーポイントも使いますが、こちらは堅い場とか、配布資料に重きを置くときに使っています。



この二つのご意見は重く受け止めています。今回は最後のプレゼンテーションを2分とし、そのうちの1分を「シチュエーションのスキット(寸劇)」と指定しました。スキットは今までのアイディアラボや、他のセミナー、ワークショップでもなかなか取り入れられなかったものです。もちろん盛り上がりますし、スキットを作ってみることによって、意外にも当事者の気持ちがわかるものです。今回はみなさんのコミュニケーション能力も高く、おおむね好意的に受け入れていただきましたが、これは能力の高低ではなく、個性の問題で、やはりそういうものに拒否感を感じられる方もいたようです。申し訳なかったと思います。何かこれについては、今後は工夫をいたします。ご意見ありがとうございました。


これが一番ウケました。その後固形に戻られたかが心配です(笑)。アイディアラボで脳を柔らかく使っていただけたのは、本当に光栄です。ありがとうございました。

さあ、年が明けて2月10日がアイディアラボ〔β004〕です。
いつもの通り、直前まで何も公表されませんが(笑)
みなさん、予定の確保をお願いします!

2011年12月6日火曜日

アイディアラボ〔β〕第3回ワークショップを開催しました


今日は珍しく電車移動なんで、津駅に向かうJR参宮線の各駅の中でこの記事を書いています。電車移動はいいですね。まあ、満員電車じゃあ、こんな訳には行かないでしょうが(笑)

さて、遅くなりましたが、去る12月2日の金曜日にいつもの松阪市日野町「ぴのまち」カフェにてアイディアラボ〔β〕の第3回β003を行いました。ご参加いただきました皆さん、本当にありがとうございました。楽しんでいただけましたでしょうか。


今回のβ003では、以前から申し上げましたように、3つの要素をねらいとしてあげていました。それは、Creation、Innovation、Comunicationの3つです。そして、その3つの要素を結びつけるテーマは「ブレインストーミング」です。

会場では、ご参加の皆さんにはおりにつけ、プログラムのないようについてご説明させてもらいました。こういう手法を「メタワークショップ」といいます。

今回のワークショップデザインの特色としては、アイスブレイクにとても時間をかけた、という点だと思います。言い換えれば、アイスブレイクと本体のワークの間の境界線が曖昧、とも言えるかもしれません。


前述の通り、今回のワークショップのテーマはブレインストーミングでした。ブレインストーミングは皆さんご存知の通り、アレックス・オズボーンの提唱した会議方法で頭の中に嵐が起こるように、どんどんと意見を出し合う、というものです。しかし、ブレストといわれ馴染まれている言葉のわりには、いまいち上手に運用されている状態を見かけませんので、少し皆様の参考になればと思い、ワークのテーマとして取り上げました。

もう一つ、今回の特色はスタート前に設定した「学びのロケットブースタータイム」です。これでは、過去のイノベーション事例をを3つの角度から見たものを講義スタイルでお届けしました。


「ロケットブースター」をやろうと思ったの理由は一つで、実はアイディアラボは金曜日の夜(これは、僕の都合に合わせてもらってます(笑))の開催ということで、時間的な制約があります。実はワークショップはしっかりと、そしてゆったりと設計しだすと、2時間ではあまりいろんなことができません。さらに、座学の時間もとりますと、ワークにさける時間はどんどんみじかくなります。ですから、ワークの時間をめいっぱいとるために、座学の時間をできるだけコンパクトにしたい、と思ったのが理由です。イノベーションについての座学を事前にとることにより、本編での学びの効果を加速させるのが狙いでした。いかがでしたでしょうか。


それから、すいません事前課題についての意味を説明するのを忘れてしまいましたので、ここで補足させてもらいます。事前課題はテーマに沿った写真を携帯電話で採って、スライドショーができるサイトのアドレスへ送ってもらう、というものでした。ここで何を意図したのか、といいますと、実は写真そのものには実は重きを置いておりませんでした(笑)。すいません。むしろ、写真を撮ろうとして題材を探す心の向き、といいますか、思考の偏りみたいのところが、テーマでした。カラーバス効果といいますが、クルマを買い替えると、そのクルマが目について「あれ、結構売れてるんだね」と思ったご経験がないでしょうか。人間は見るものを実は選んでいます。見るのは目の働きではなく実は脳の働きですから、脳の方で見るものを選んでいるのでしょう。そのことで、今回の事前課題を出すことで、皆さんの思考をテーマの方に向けていただきたい、といった意図がありました。お寄せいただいた写真のスライドショーはワーク中のブレストの間にバックグラウンドでながしました。


それから、もう一つ、今回最後まで悩んだんですが、最後のプレゼンについて2分間のプレゼンのうち、1分間をシチュエーション・スキット(寸劇)にしてください、というチャレンジをしました。これは、個人的に前からやりたいと思っていたのですが、場が暖まっていないと、参加の皆さんのご負担になると思い、控えておりました。この夜は非常に盛り上がっていたので、「よし!」と思いやってみました。非常に楽しく、みんなで、げらげら笑いながら拝見でき、胸を撫で下ろしました。しかし、アンケートの中には「寸劇がちょっときつかった」というご意見もいただいたことを申し添えます。ご負担に感じられた参加者の方には申し訳なかったです。


さて、β004は開けて2月10日(金)予定しています。次回の学びの世話人は、我らが米山哲司さんです!ぜひぜひ、万障繰り合わせていただき、ご参加くださいね!

アンケートの画像を最後に掲載しました。ご参加の皆さん、ぴのまちカフェの田中さん、ありがとうございました!

2011年11月28日月曜日

今週金曜日はアイディアラボ〔β003〕


さあ、いよいよ今週金曜日はアイディアラボβです。
そろそろ、準備物のチェックリストを作って、本番に備えよう、という今日このごろです。
実は、その翌日土曜日には現在受講中の阪大ワークショップデザイナー育成プログラムの実習で、小学生の子どもたちにワークショップを実施します。若干ハードですが、楽しみな日程です。

さて、今回のβ003ですが、写メールを使った事前課題をまた参加の皆さんにお願いしておりますが、今回の課題に関して、このサイトを利用させてもらっています。「Smilliie」

このサイトでは、登録してスライドショーを作成すると、専用のメルアドが一つでき、そこに携帯電話から写メールすると、その写真をちょっとしゃれたスライドショーにしてもらえる、というものです。
非常にシンプルですが、よくできていますので、よければ一度利用してみてください。
デモを見てもらうと、わかりやすいと思います。QRも使えます。

結構リアルタイムで更新できますので、このアドレスをみんな携帯に入れて、街に出てリアルタイムに写真を送る、なんていうワークもいつかやりたいな、と思っています。

前に池山が世話人をしたβ001でも写真を使いました。なぜ写メールを使うのか、ということについては、幾つか理由があるのですが、一つには、「Think Visually」という言葉があります。
これは、アメリカのデザイン会社IDEOのブレストの7つのルールのうちの一つですが、「ビジュアルで考えよう」とでもいうもので、ロジックや損得ではなく、ビジュアルで考える。そのことがなにかのブレイクスルーのきっかけになるのではないか、というものです。

あとは個人的には、写真、ビジュアルを沢山ばらまいてその中で作業したり、ディスカッションする、っていう雰囲気の中にクリエイティブな雰囲気を感じる、っていうのもあります。

でも、今回のワークの事前課題として設定している一番の理由は。。。
それは、参加の皆さんには当日お話ししますね。

参加の皆さん、締め切りは明日の21:35です。
なんか、ちゅーとはんぱな時間ですいません(笑)
実はこれにも理由がありまして。。。。(笑)

話すの忘れてるかもしれないんで、その場合には教えてください。
では、よろしくお願いします。

2011年11月22日火曜日

β003デザインもいよいよ大詰め




さて、去る18日に参加締め切りをしました、アイディアラボの〔β003〕ですが、デザイン作業も佳境に入りました。以前にもこちらに書きました通り、今回はテーマを3つ設定しています。それは、Creation(創造)/Innovation(イノベーション)/Communication(コミュニケーション)の3つです。

そして、今回はワークショップという学びの形態をより深く知っていただくために、ワークの一定の部分に関して、そのデザインの意図などを説明させてもらおうと思っています。こういう形態を「メタ・ワークショップ」といいます。

ワークショップ参加当事者としての視点と俯瞰の(メタ)視点を持っていただく事で職場やコミュニティに帰られたときに、コミュニケーションデザインの一助にしていただければうれしいな、と思っています。

創造技法としては、今回は特に「ブレインストーミング」をフィーチャーします。その理由は、それが最も今回の3つのテーマに合うと考えるからです。

前回池山が担当した〔β001〕では「静かなブレスト」ともいわれる「ブレインライティング」を行いました。
これは、とてもよくできた手法で、とても日本人にあっているのではないか、とわれわれアイディアラボとしては考えています。沢山のアイディアを限られた時間の中で出すには、かなり洗練された方法と言えます。ですから、今回のテーマの二つ、Innovationと、Creationは満たします。

しかし、Communicationという観点から考えたときに、会話を使わない、という大きな問題点があります。ですから、今回はあえて「ブレインストーミング」にこだわり、全体として「コミュニケーションをデザインする」ことにより、ブレインストーミングの秘めているパワーに少しでも迫りたいと考えています。

それともう一つ、ブレインストーミング的な会議、というのはいろんな職場、コミュニティでも行われていると思うのですが今ひとつうまくいっていない、という話をよくお聞きします。確かにブレインストーミングをうまく使えるファシリテーターはあまり多くないように感じます。ですので、会議全体のなかでのブレインストーミングの設計みたいな部分も感じていただけるようなデザインを心がけたいと思っています。

今回のスライドの一枚をご紹介していますが、ご覧の通り、人生において創ったスライドの中で、最も文字の少ない物になっています(笑)。今回はこういうデザインで統一していきたいと考えています。ご参加いただけるみなさんは、お楽しみになさってくださいね!

それから、Ustやる予定です。ツイッター等で告知いたします。こちらもあわせてご覧いただければと思います。

ツイッターアカウントは@ike_ideaconnectです。お楽しみに!

2011年11月18日金曜日

第2回オープンアワー終了


去る17日のお昼、松阪は茂とんさんで、オープンアワー(ランチ)を行いました!
まあ、かっこいい名前にはなってますけど、おっさんがあつまってアホな話をする、ってことですね(笑)。異業種交流会の幹事もあるし、かっこ良く言えば、一種のソーシャルランチかもしれません。
ランチだと何となく集まりやすい気もするので、またやりたいと思います。
結局話が盛り上がって13:30くらいまでやってましたけど(笑)



今回盛り上がった内容は、ちょっと公の場では言えないくらい、ヤバい話で(笑)、オフレコの話もばんばん飛び出しましたよ。
言える物の一つは(笑)、ちょっとワルのアイディアを出し合う、ブラックラボ〔γ〕とか(笑)。なんでも、詐欺師の手口を研究し尽くして、最高の詐欺の手口を考えだして、結論は「みなさん気をつけましょうね」だって(笑)
ね、写真を見てください、みんなワルな顔してるでしょー(笑)
また、やります。みなさんぜひ参加してみてください。面白いですよ!

===================
β003、もう少しだけなら残席あります
===================
β003もうちょっとだけ募集中です!
なんと今夜24:00が締め切りです。
詳細、お申し込みはこちら。

アイディアラボは企画力、発想力、コミュニケーション力を強化するワークショップ、
双方向型、参加型の学びあいの場です!
今回は、主にブレインストーミングを特集します。
アレックス・オズボーンが提唱したブレインストーミングですが、うまく定着させて運営している組織は実は少ない気がします。よく「やってみたけど、うまくいかなかった」とか「ああ、上司がブレスト、ブレストって言うけど、いつもの会議と変わらない」なんていう意見をよく聞きます。

ブレインストーミングは会議の一種ですが、会議は「話し合い」の一形態です。
ということは、みんなが話す、という事に対しての配慮がないと成立しません。
つまり、みんなが話し合う事ができるように、会議(コミュニケーション)をデザインする事が大切なんです。

会議をデザイする事で、議論は変わります。
今回はワークショップをしながら、適宜今やっているワークショップそのものの解説を加えていく、「メタ」ワークショップの形式で行います。ぜひご参加ください。


詳細・お申し込みはこちら

ちょっとクールなβ003のCM創りましたよ。



β002の最後にβ003の告知をしました。

2011年11月14日月曜日

11/17(木)第2回オープンアワー(オープンランチ)


第2回オープンアワーを企画しました。今回は、オープンランチ。
お昼を食べながら、という企画です。
今のところ、池山とハマジさんと米山さんが参加予定。
池山とハマジさんは午前中、これに参加します。
<もう一度学ぼう文章のキホン>
なんということか、参加費は無料です!
まだ大丈夫なのかな、よろしければ、ご参加いかがです?
で、その後一緒にお昼食べようよ、って話で、
さらに、どうせなら、オープンアワーにして参加者募っちゃいましょう、ていう後付け的な企画です(笑)
場所は、ご存知、そう!「茂とん」さん!なんせ、トンカツ一筋50年!
でも、実は初めてなんです、池山は。。。

もうHPのメニュー見て、「ロースかつ定食」にけてい!(笑)
そんなことで、ブレストしながらのオープンランチでトンカツ!いかがですか?

席の加減がありますので、ご参加の場合、コメントまたは、ikegakuアットgmail.comまでお知らせください!
前回もちょー盛り上がりましたよ(笑)
クリェイティブかつ、コミカルでカジュアルなランチにぜひ!

日時 11月17日(木) 12:00頃
場所 「茂とん」
参加費:各自昼食代
お申し込み:ikegakuアットgmail.com

===================
β003、もう少しだけなら残席あります
===================
β003もうちょっとだけ募集中です!
定員になり次第締め切りです。
ご検討はお早めに。

アイディアラボは企画力、発想力、コミュニケーション力を強化するワークショップ、
双方向型、参加型の学びあいの場です!

詳細・お申し込みはこちら

ちょっとクールなβ003のCM創りましたよ。



β002の最後にβ003の告知をしました。

2011年11月11日金曜日

Pen again


また、文房具の紹介です(笑)
やっぱり好きなんですね。こういうギミックとか、アイディアとかの小物が。
さて、今回ご紹介するのはPen againなる商品。
WEBはこちら。

筆記用具にはおなじみの、「人間工学に基づいたデザイン」ってやつ(笑)
あ、今見たら日本語のWEBがありました。
それによると、3つのポイントがあるらしいです。



1 長時間書いても手が自然な形を保てる。
2 ペンと手の接点が多いので、手の負担が少ない。
3 安定感がある

といったところみたいです。

ペン先を出すギミックはこんな感じ。
ペン先の円錐をそのまま押し込むと、ペン先が出てくる仕組み。
でも、ここで一つ。ぶっちゃけ品質は?です(笑)アイディアで勝負でしょうか。というのは、うちに届いた個体は、その時点で書けませんでした。だめじゃん、って話なんですが、そんなことでいちいち怒っていてはアイディア文具の道はすすめません(笑)。あわてず騒がずアマゾンで替え芯を注文。あえて青にしてみました。英語のWEBのほうには、ちょっと高そうなモデルもあるので、まあ、どうなんでしょう(笑)


握った感じはこんな感じ。とてもいいです。
もちろん、国産の替え芯を入れてますから、書き味もなめらか。実はこのペンはワークショップデザイナー育成プログラムでご一緒している、大阪の大学の先生から教えてもらいました。今週末には見せっこする予定(笑)
使用感については、これは新感覚です。今までいかに、ペンを持つのに必要以上に力を入れているかがわかります。直接お会いできる方は声をかけてください。お貸ししますのでぜひ一度書いてみてください。

値段は結構安くて、¥350くらいだったかな。でも送料や代引き手数料で¥1000以上になっちゃうんですけど(笑)
今回のアイディア文具はあたりでした(^O^)

実はもう一つメリットがあります。池山はギタリストでもあるので、実は右手の爪を少し伸ばします。通常のペンですと、爪と爪が当たって、書きにくいのです。ネイルアートをしてらっしゃる女性の方はお分かりになると思います。でも、このペンは指の腹でペンを抑えるので、爪が長くても書きやすいです。

そうそう。名前についてですが、一説によると「again=またペンかよ!」とか(笑)
開発者がペンばっかり作ってて、友達に「またペンかよ!」って言われてたのが発端だそうです。
でも、「また=股」だったら、面白いですね(笑)。おあとがよろしいようで。



===================
β003早割終了まであと5時間!
===================
β003募集中です!
本日24:00まで早割で半額ですよ!
ご検討はお早めに。

アイディアラボは企画力、発想力、コミュニケーション力を強化するワークショップ、
双方向型、参加型の学びあいの場です!

詳細・お申し込みはこちら

ちょっとクールなβ003のCM創りました!

2011年11月10日木曜日

「スティーブ・ジョブズ」読後感


1、2ともに読み終わりました。今回は珍しくメモを取らずに、気になったページには折り込みを入れながら読んでいきました。ページに折り込みを入れると、裁断してスキャンするときに全部戻さないといけないので、いつもはしません。でも、この本はスキャンしない気がしたので、折り込みを入れながら読んでいきました。特に深い意味はなく。

読まれた方も多いと思いますが、まだの方もいらっしゃると思いますから、あまり詳しくないように触れる事はやめます。池山が読んだ感想のみを。

読み進めていくうちに、「これは僕だ」と思う事が何度もありました。
これは決して自分がこのカリスマ経営者と似ているとか、同じだという意味ではなく、「自分の中にも彼のこういう面がある」という意味です。

ジョブズ氏はこの本を読む限りでは、付き合いやすい人間とは思えません。平気で人を傷つけるし、スタッフを解雇したりもします。家族を顧みずに仕事に没頭したり。私生児もいます。

しかし、突然涙ぐんだりする感受性の豊かさもあり、なによりもイノベーティブな製品を生み出す天才です。

彼のその性格の尖った部分、一つ一つを取ると、大なり小なり我々の心の中にもあるのだと感じました。

通常の人は、その尖った部分を丸め、丸い容器の中に自分を収めているんではないか、そう思いました。とげとげのあるものを丸い容器の中に収めるには、とげとげを丸くするか、とげとげごとでっかい容器に収めるか、しかないと思います。

彼は、特別大きな容器を用意したのでしょうか。とげとげのままで自分が入れるように。
でも、その容器は大きすぎて、結構周りの人には迷惑だったり、邪魔だったりしたようです。

最後に1文だけほろっと来る文章を引用しておきます。扉にも書かれている文章です。

=========
僕のことを子どもたちに知ってほしかった。

父親らしいことをあまりしてやれなかったけど、

どうしてそうだったのかも知ってほしいし、

その間、僕が何をしていたのかも知っておいてほしい。

そう思ったんだ。

=========
β003募集中です!
明日11日24:00まで早割で半額ですよ!
ご検討はお早めに。

お申し込みはこちら

ちょっとクールなβ003のCM創りました!

2011年11月9日水曜日

人はそれに気付く

最近これを読んでいて、下巻の最後の方でもう涙がちょちょ切れて仕方がない今日この頃です。
この本、というかスティーブ・ジョブズさんについては、自分なりの考えを改めて書いてみようと思いますが、今日は彼の言葉の中で、最近特に気に入っていて、ぶつぶつよく自分の中で繰り返している言葉をご紹介します。

それは、「人はそれに気付く」というものです。

この言葉は彼の完璧主義をよく表す言葉だと思います。日本でのマックのイベントで、ほんの些細なところが気になった彼。普通なら、「こんなところ、人は気がつかないよ」って思うような部分です。でも彼はそれが気になって仕方がない。なぜならば、「人はそれに気付く」から。

最終的に、そこの部分は部下が気がついて直したらしいです。

これに似た話、似てないのかな(笑)、を少しご紹介しますと、ある若い女性との会話です。
カミングアウトしますと、池山は寝るときに寝間着の上を下の中に入れないと、なんだかスースーして寝られない(笑)。これは真夏でも同じ。なんだかスースーして寝られない(笑)
その話を何かの拍子にしたときに、その人の言葉。

「かっこわるー、恥ずかし!」(笑)

でも、考えてみてください。
そのかっこで町を歩く訳ではない。人前に出る訳でもない。
むしろ、暗くて人のいないところで、ほとんど一人に近い状態で、その格好をするわけだから、どこが恥ずかしいの?って話です(笑)

でも、「その自分を許せない」んでしょうね。
たとえば、変な話で失礼ですが、パンツ一丁に靴下革靴。この状態ってふつう人に見られなくても、嫌ですよね(笑)。
その格好をしている「自分を許せない」(笑)

これと同じなんじゃないでしょうか(ほんまかいな(笑))
妥協している自分が許せない。
そして、自分がそう思うんだから、他の人もそう思うはず。

「人はそれに気付く」

この気持ちで、β003をデザインしたいと思います!

□□β003参加者募集中□□

詳細はこちら

早期割引は11日24:00まで。お急ぎください!

参加者募集のプレゼン動画です。よければご覧ください。

2011年11月8日火曜日

β003 12/2 (金) 第3回アイディア・ラボ〔β〕ワークショップ参加者募集

■■■【アイディア・ラボ〔β〕ご案内】■■■
アイディア・ラボ〔β〕は、
アイディアを生み出す力を強化する勉強会です。
 ・成功事例を試す
 ・ワークショップを取り入れる
 ・先進的な手法を紹介する
 ・共に新しい創出法を構築する
など、毎回 内容が異なります。内容は1回ごとに完結しますので(連続性がありませんので)第3回目(β003)からでも安心してご参加いただけます。



■■■【β001・β002の様子】■■■
第1回(β001:9/16)の様子は、コチラをご覧ください。
第2回(β002:10/21)の様子は、コチラです。


■■■【β003・参加申込み方法】■■■
参加には事前のお申込みが必要です。
パソコンか携帯のメールでお申込みください。
件名に「12/2 β003参加希望」とし、
本文に「氏名・年齢・会社名・TEL」の4点をご記入の上、下記まで送信ください。
申込み先メールアドレス→ info@tsutaetai.jp
 ※着信後、3日以内に「受付完了」のメールを返信します。
 ※締切は、11/18(金)または「定員が埋まり次第」
 ※19日以降のお申込みは状況によりご参加いただける場合もあります。
  まずはお問い合わせください。




■■■【β003詳細】■■■
============================
        アイディア・ラボ〔β〕
 ~社内課題の78%は〝アイディア〟で乗り越えられる!~
============================

◆タイトル
アイディア・ラボ〔β〕

◆とき
第3回(β003)
平成23年12月2日(金)19:00~
 (所用時間:2時間前後)

◆ところ
「ぴのまちcafe」
 (松阪市日野町788カリヨンプラザ1階)

◆趣旨
アイディア・ラボは、
「本当に社内で役立つ〝アイディア創出法〟とは?」を
本気で手に入れていく勉強会です。
「〝アイディア創出〟は自転車に乗るようなものだ」と言います。
一度でもキッチリと乗り方を覚えると、
しばらく乗っていなくても、次からはスッと乗れるものです。
そう、アイディアを生むことは「運」や「センス」ではないのです。
「その手法を教わる場がなかっただけ」なのです。

「アイディアを生む力をアップしたい」
この向上心を持つ方々と共に、
〝楽しみながら経験ができる場〟を設定しました。

ここの場の活用方法はさまざまです。
ここでスキルアップしたメンバー同士で、
アナタの会社の課題を乗り越えていくこともできます。
つまり、ここでの出会いでアナタは複数の脳ミソを持つこととなるのです。
また、一緒に新商品開発をする、懸賞にチャレンジするなど
アイディア創出をレジャーのように楽しむこともできます。
「本気のアイディア創出」と「楽しむアイディア創出」の両方が
この場にはあります。

「アイディア創出の勉強会」
あるようでなかった「場」です。

現在、三重県内には日本創造学会の会員が2名います。
その2名が中心に世話人を務めます。(「ゲスト世話人」も募集中)
(「日本創造学会」の初代理事長は、KJ法を開発した川喜田二郎氏です)

この勉強会は、
アナタが、取引先や上司から
「キミのアイディアは役に立つ!」と認められ、
社内・社外で高く評価されることがゴールなのです。

◆β003の世話人(今回は、池山が担当します)
池山敦 (39)
 ・日本創造学会会員
 ・行政書士、経営コンサルタント
 ・ミーティングファシリテーター
 ・国立新潟大学法学部法学科卒
 ・国立三重大学大学院地域イノベーション学科に在籍中
 ・県内企業、NPOなどでアイディア創出と
  イノベーションを支援することをライフワークとする
 ・既婚、1女の父

◆対象
年齢、性別、職業を問いません。(主婦や学生も歓迎)
ただし、
「企画力UP、アイディア創出力UPに前向きである方」
に限らせていただきます。

◆参加費(ドリンク付き)
・3,000円

◆申込み締切日
11/18(金)24:00、または「定員が埋まり次第」
 ※11/19以降のお申込みでも参加いただける場合もありますので、
  まずはお問い合わせください。
  
◆定員
16名


◆お申込み方法
参加には事前のお申込みが必要です。パソコンか携帯のメールでお申込みください。
件名に「12/2 β003参加希望」とし、
本文に「氏名・年齢・会社名・TEL」の4点をご記入の上、下記まで送信ください。

 【申込み先メールアドレス:info@tsutaetai.jp】
 ・・・・・・・〔申込みフォーム〕・・・・・・・・
 ○氏名…
 ○年齢…
 ○会社名…
 ○TEL…
 ・・・・・・・〔申込みフォーム〕・・・・・・・・
 ※着信後、3日以内に「受付完了」のメールを返信します。

◆問い合わせ/主催
アイディア・ラボ〔β〕管理人:池山敦/米山哲司(日本創造学会会員)
info@tsutaetai.jp

参加者募集のプレゼン動画です。

2011年10月31日月曜日

Creation/Innovation/Communication



さて、現在β003の計画をいろいろと画策している途中ですが、β003には3つのテーマを設けています。
それが、表題にした、頭文字を取るとCICって事なんですが、これではありません(笑)行政書士の仕事ではちょっと接点があるので(笑)
で、アイディアラボは池山と米山さんがそれぞれ設計しています。当然設計者が違えばデザインが違います、それもアイディアラボβの面白さの一つだと考えています。以下は、あくまでも池山の場合です。



Creation
アイディアラボは、「アイディア創出」がメインのテーマですからもちろん、「創造」は大きなテーマです。この創造については、アイディア=才能とか、アート、ではなく、正しい技法を覚えて、楽しく使えば誰でもいろんなアイディアを出す事ができます、っていうところがキーです。



Innovation
この言葉、池山は「新しい価値創造」といった意味にとらえています。「今までなかったのが不思議」とか「今となってはないことは考えられない」というようなものを生み出すのが理想的なイノベーションだと思っています。

池山が設計するアイディアラボの根底には、「設定テーマをよりリアルに」というコンセプトがありますから、なるべく企業さんからテーマをいただくように、と考えています。ただこのやり方には、守秘についての問題がつきまといますので、注意が必要だと考えています。



Commnunication
 WSではグループワークも多く、議論したり、笑い合ったり、作り上げたりという部分が多くなります。そこにはディスカッションのテクニックや、合意形成のためのテクニックも大切になります。池山が考えるアイディアラボでは、それを学び合える設計を心がけたいと考えています。「こうやってください」という教条的なものでなく、「やってみたらうまくいった」という体験をメインにしたものになるように設計したいと考えています。



β003は近日中に募集を開始します。何名様かは、前回のβ002のお帰りに予約をいただいてます。感謝感謝。
みなさんに楽しんでもらえるようにがんばってデザインします!ご期待くださいね!
(あ、今回の写真はすべてβ001のものです。)

2011年10月24日月曜日

β002が終了しました

さる10月21日に、アイディアラボ〔β〕の二回目のワークショップ〔β002〕終了しました。今回も前回と同じく、松阪市日野町は「ぴのまちカフェ」にて行われました。

今回の進行役、ファシリテーターは我らが米山さんです。
今回の大きなテーマは「問いかけの力」とも言うべきものでした。池山も常々思っていますが、問いかけというものには大きな力があります。



ところで、みなさんは、犬が好きですか?



このブログを読んでいただいている皆さんの心をもてあそぶようで恐縮ですが、今犬の事を考えられた方は多いのではないでしょうか。質問には大きな力があり、あるときにはたった一つの質問からとても大きなブレイクスルーが生まれることも少なくありません。「なぜリンゴは下に落ちるのか?」これも一つの質問ではないでしょうか。そこから大きなブレイクスルーが生まれたことは、言うまでもないでしょう。



さて、今回のβ002はこれから始まりました。ん?パン?
そうですこれぞ食べると頭が良くなる、というパン、「頭脳パン」です!(笑)米山さんはこれをアイディアラボで配るために、わざわざ事前にネット検索して、茨城県の伊藤パンさんというパン製造会社から仕入れています!すばらしいファシリテーター魂ではないですか!(笑)

ちなみに伊藤パンさんのHPはこちらです。
トップページに頭脳パンのバナーがありますね(笑)
しかも、余談ですが、米山さんは伊藤パンの担当者さんに、「協賛企業として無償でいただけませんか?」とまで交渉しています。なんという交渉力でしょうか。もちろん、断られたらしいですが(笑)

さて、くだらない話はさておき、β002は始まりました。
米山さんのかたり口調には独特の魅力があります。相手を言いくるめてしまう論理力と言ってもいいと思いますが、大きな説得力があると思います。


基本的に、池山と米山さんはアイディアラボの内部の人間で、いわば同僚なので、社会常識としてあまりほめてはいけないんでしょうが(笑)、池山は残念ながら組織人ではなく、会社員でもないので、そういうのが苦手です。ですから、フラットに、正直に書きますのでお許しください。

ワークは「問いかけの力」ということで進んで行きます。大きな目標としては、ブレイクスルーを生み出す問いかけを創る事ができれば、といったところも視野にあると感じました。
事前メール課題で、参加者のみなさんは、ブレイクスルーを感じた事のある問いかけ、を寄せてくださっていますから、それをシェアすることからワークは始まりました。


ワークショップは前回同様、和気あいあいと進んで行きます。
写真は沢山あります。β003までは、このブログの右側にスライドショーが表示されるようにしておきますので、ご覧いただければ、と思います。同時にアンケートの結果も表示しております。あわせてご覧ください。

ワークショップの詳細を公開する事については、悩ましい部分があります。せっかくお金をいただいて参加いただいた皆さんに配慮をいたしまして、詳細までを公開する事は控えさせていただいています。ご理解ください。

一つだけ、池山が秀逸だな、と感じたのは、質問の仕方を変える事によって、より答えを引き出しやすいということを体感させる内容のワークについてです。それは、最初漠然とした質問だったものを「How might I〜?=〜するにはどうしたらいいか」という設定にすることにより、自分からも、他のメンバーからも答えを引き出しやすい、ということを「体験を持って」学ぶ内容でした。


当日は池山は完全に米山さんに進行をお任せして、ツイッターにて連投しておりました。当日の池山ブースはこんな感じです。

そうそう、今回ご参加いただいた皆さん、池山、米山ともにツイッターを使っております、ぜひフォローいただけますようお願いいたします。もちろん、こちらからフォローをかえさせていただきます。よろしくお願いします。こちらも右側のバーに二人のツイッターの表示がありますので、そちらからお願いいたします。

さて、次はβ003です。β002の最後に少しだけお時間をいただき、β003の宣伝をさせてもらいました。期日は12月2日(金)です。来月に入ったら、激しく告知をさせてもらうと思いますが、まずはこれだけ。


ご参加いただいた方はご存知ですが、アイディアラボでは終了後のアンケートをポストイットに書いていただき、それをホワイトボードに貼付けて、帰っていただきます。そのボードを食い入るように見つめる米山さんの後ろ姿で、β002の振り返り記事の終わりとさせてもらいます。ご参加の皆さん、ぴのまちカフェの田中さん、ありがとうございました!

2011年10月20日木曜日

プロトタイピング(試作)により手に入るもの


先日、大台町の株式会社郷の彩の大西社長とご自宅であるもののプロトタイピング(試作)を行いました。
いい天気だったので、バイクで行くことにし、1時間ほど時間に余裕を持って出発したので、途中、初めての曲がり角を曲がってみて、林道をわしわし上って行き、初めて行った池のほとりで弁当。ちょっと、林道ははまりそうです(笑)


何を作ったかはまだ詳しくはお話できないんですが、それについてはまたお話できる時に。
新しく大西社長が取り扱おうとしている素材があり、それについてのディスカッションと試作を行いました。


正直に言うと、今回プロトタイピングしたものが商品かになるかどうかは、「うーん?」って感じなんですが、大切なことは、その素材を使って試作をしてみることで、初めて分かってくることがたくさんあったということです。

実際に手に取って触る、においを嗅ぐ、切る、まぜる、煮る、などの行為を通じて手に入る情報は、インターネットや資料からは絶対に手に入らないものです。
本筋ではないところを進むことによって、本筋に役立つ情報が得られる。これってとても大切なのかもしれません。池山がデザインする〔β〕ではそういう部分を大切にしたいなあ、と思う1日でした。

いよいよ明日は〔β002〕ですね。
米山さんのデザインしたWSとても楽しみです。
実は、あまり詳しく僕にも教えてくれないんですよ(笑)
まあ、僕もあまり事前には詳しく米山さんには話しませんでしたが(笑)
でも、「驚き」「新鮮さ」って大切だと思っているんです。
それでは、参加の皆さん、明日夜、〔β002〕でお会いしましょう!
場所はここですよ。

2011年10月18日火曜日

池山の企画発想法1

池山がワークショップを組み立てたり、なにかのプロジェクトを立ち上げたりするときに、考えをまとめる方法の一つを書いてみたいと思います。今回はマインドマップを活用する方法です。

マインドマップはご存知の通り、トニー・ブザン氏が提唱するノート方法です。ブザン氏の提唱するものは沢山のビジュアルや色を入れて、というものですが、池山のものはもっと簡易的なものです。
ちなみに、マインドマップについては、ブザン氏公認のセミナーで、基礎コース、アドバンスコースを終了しましたが、とても楽しく、すばらしい講習でした。

池山が考えをまとめるときに使うのはこのソフト、「Free Mind」です。名前の通りフリーソフトで、こちらでDLできます。非常に優れたソフトで、もう数年愛用しています。
マインドマップのソフトは、いろいろと出ており、ブザン氏公認もものもありますが、コストと性能を考えても、このソフトは遜色ないといえます。

で、まず起動して、マインドマップの中心となるコンセプトを入れてみます。今回は、「もっとセミナーに人を呼ぶためにはどうすればよいか」といったものにしてみました。


実は、最初は「アイディアラボに・・・」としていたのですが、あまりに生々しいのでやめました(笑)

テーマを決めたら、一本のブランチ(枝)を創ります。あ、ブランチというのはブザン氏の用語で、この「Free Mind」では「ノード」というのでした。ちなみに、「マインドマップ」はブザン氏の商標ですので、これを使ってのセミナーとかその他もろもろはできない事になっています。

さて、一本のノードを創る、というところがキーでして、なぜかと言いますと、一本目のノードは右クリックをして創るのですが、一本入力したらあとは入力してエンターを押せば次のノードが作成されます。ワンアクションで次ぎにうつれる、というのは実は非常に重要で、発想の拡散を妨げないので、非常に気に入っています。その調子で、どんどん発想していきます。


ある程度右側にだしたら、今度は左側に一本創り、後は同じように入力エンターを繰り返します。
ある程度で尽くしたら、ノードを改めて見直し、似ているノードを探し、その上位概念を探します。そして、ノードはドラッグして簡単に動かせますので、だんだんまとめて行きます。


最初のころは、マンダラートに書き出したものを、この要領でFree Mindに移植していたのですが、最近ではいきなりFree Mindに書くようになりました。
マインドマップはPCを使わない方が本来の意味ではいいのだと、池山も認識しています。しかし、手書きの美しいマインドマップにはない機能、「枝を動かす事ができる」という機能を最大限に活用した発想法だと自分では考えています。
アイディアラボの〔β001〕ももちろん、この方法で基本のデザインを行いました。
もちろんその後〔β001〕では、アイディアペーパーに手書きもしています。

発想ツールは本当に沢山あり、人それぞれ使い勝手が違うものだと思います。時間の許す限り、今後もこちらで紹介したいと思います。