2012年4月24日火曜日

アイスブレイク


これは、先日のβ005の一コマです。「ギフトボックス」というゲームをしているところです。ゲームのルールは簡単です。ギフトボックスに入ってるものが何かをみんなで相談して当てる、というものです。もちろん、箱を開けてはいけません。でも、持つことはかまいませんから、みんな横に振ったり、縦に振ったり。そおっと傾けてみたり(笑)。冗談で「こぼれる!」とか言ってみます(笑)。



中身もギフトボックスも100均で買ったものですから、1セット¥200です。結構盛り上がりますよ。何人かで打ち合わせをはじめる前などにやってみると面白いと思います。このときは、ルールを一つ追加しました。決める時に多数決は禁止です。みんなで合意するまで話し合いましょう、というルールです。



  さて、このゲームの目的はなんでしょうか。単なるゲームではありません。これは、「簡単なことに対してみんなが発言する」ということが目的です。そして、多数決でなく合意を形成することも重要です。「箱の中身はなに」という単純な問題なら、知識、経験、年齢、性別などを乗り越えて誰もが発言することができます。保育園児でも発言できるでしょう。「たわしだよ!この音はたわしにちがいない!」という人もいますし、「いや、タオルじゃない?軽いし」という人がいます。人は多様ですから、当然みんな言うことが違います。それを遠慮なく言える場を作ることが目的です。


会議の最初の部分でみんなが一言ずつ発言する、といいうことは思いのほか重要です。最初に発言しないと、最後まで発言せずじまい、ということになりかねません。
 こうやって、会議のはじめの方で、みんなの固い気持ちを解きほぐして、発言しやすくするゲームなどを「アイスブレイク」(氷のように固いのを溶かす)と呼んでいます。最も手っ取り早いのは「近況報告」です。自己紹介などと固くならずに、最近の近況を報告してもらうんです。そこで、仕事を少し離れたプライベートのことを話したりするとなお良いですね。なかなか、難しいと思われるかもしませんが、実は簡単です。


自分が最初にプライベートの話をすればいいんです。「先日妻の実家に行きまして。。。」と進行役が話しだせば、たいていそういう話に流れて行くものです。これをやるだけで、驚くほど会議は柔らかい雰囲気になります。ぜひお試しください。

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